THEきものパーティーには着付けを習い始めた平成17年の第21回から出席しているが、今回ほどあっという間に
終わってしまったものはない。
9月にK先生からパーティでの「花嫁着付 裾引き」にとのお話があり、お受けしたもののグレード(花嫁)を受講
したのはもう5年以上も前でほとんど何も覚えておらず(後ろ襟あきがハートとか襟角度90度程度の記憶)、
あわてて当時ののーおを探し出して見てもなぐり書きで判読不能。こんな状態で舞台に上がれるのだろうかと
不安の中、9月の通常授業でK先生から改めて補正や襦袢の着せ方から
教えていただくことになった。一緒に授業を受けているKさんにも
お付き合いいただいた。
パーティー当日2時30分に初めてRさんに会った。明るく笑顔の可愛い
お嬢さん、花嫁用の補正のほかにさらにタオルや脱脂綿などでしっかりと
そのおかげもあって襟も裾も今までで一番きれいに決まり、
このまま脱がせず舞台に上がりたいと思ったほど。
着付けの最大のポイントは補正と先生に言われていたことをまさに実感
した。いつも汗だくになりながらとにかく時間内で着せ上げて写真室へ それから会場舞台でのリハーサルと休む暇なく続き、さらに自分たちの集合写真撮影。
そして本番。着付けはあっという間に終わった。出来はともかく大きな失敗はなかったようでほっとした。着付けている間は、お客様に
見えるようモデルさんや自分の身体の位置を気を付け、S先生が帯をなさっているときは後ろからモデルさんに声をかけていた。
自席に戻ったときはテーブルには前菜からデザートまでズラリと並び、舞台は最後のショーだった。
こうした形のパーティーは今回が最後とのことだが、汗だくで慌ただしいものだったが思い出深いものになった
根気強くご指導くださったK先生、そして出来の悪い
相棒と組むことになりいろいろ気遣いくださった
S先生、またこうした機会をくださった学院長に
深く感謝したい。
(N.Yさん)
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