お太鼓系
   
 青海波  あげ羽太鼓 ふくら雀  鼓太鼓 花水木
 ふくら雀との違いは、右に波を
 表わしていて、まさに名前の通
 り、青海波を形造っています。
 静かな海原の波を想像してしま
 います
 ふくら雀に華やかさが増すドレ
  ープに、一段と可愛くなります。
  帯の長さや素材も気にせず、
  体形に合わせて調節できます
 振袖にはふくら雀というのは昭和
 の頃の定番でしたがお太鼓系の
 基本の帯結びの技術面では、
 一番難しいとされています。
 お茶席にもふさわしい帯結び。
 背中に鼓が乗っている感じを4つ
  山ヒダで表しています。羽根の
  角度も背中から45度を意識して
  お太鼓にまとめています。裏箱
  ヒダも落ち着きを見せています
  裏箱ヒダと若葉ヒダで一つの花
  を作り、背中の中央に花水木を
  作ります。変形4つ山ヒダで
  お太鼓系の落ち着きと共に可愛
  いい花が生き生きとしています
         
         
 輝  花太鼓  ブーケ  羽根太鼓 彩太鼓
 背中でドレープの流れが大きく
 輝きを放っている。おめでたい席
 にピッタリの帯結びです。勢いを
 感じさせ、未来へ向かっている
 感じがあります
 ドレープが多く可愛くまとまりま
 すので体型に拘わらず結べます
 帯の長さを気にすることなく
 どのような帯でも、結び易くまと
 まります
 花束が背中一杯に広がっていて
  可憐さが漂う帯結び。お太鼓系
  を象徴するたれは、後ろの胴に
  当たる部分をたれと、みなして
  います
 左右の羽の数が違うので、右の
  方が重たくならないように、右の
  羽根は大中小と同時に背中に添
  わせる。下へ流れる、上を向くと
  いうように大きさと向きに注意。
 ふくら雀をゴージャスにしたような
  華やかさは、万葉ヒダが両サイド
  で可愛く飛んでいるからで、
  クラシックな中にも、若さが表現
  できます


<文庫系>         <立て矢系>
copyright(c) 2007 thekimonogakuin