◆お出かけ報告〜第29回THEきものパーティー〜
今年は「パーティー用きものと創作帯結び」「関東芸者(柳結び)実演VS関西芸者(つの出し) 時代結び松島流」
「こだわりの着物 とっておきの帯」「着せ方“留袖七分”」「振袖ショー“華やかに美しく”」などの企画で華やかに開催されました。
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プログラム
1 パーティー用きものと創作帯結び
2 関東芸者(柳結び)実演 VS
関西芸者(つの出し)
時代結び松島流
3 こだわりの着物 とっておきの帯
4 着せ方 “留袖7分”
5 振袖ショー “華やかに美しく”
今年は例年に増して暖かい日よりに恵まれ、楽しい時間を過ごす事ができました。従来より演目が減ったことにより、どのコーナーもゆったりとしており、慌ただしさが感じられずに大変良かったと思います。
留袖の七分着付は習いたての生徒さんへは新鮮なもので良い刺激になったでしょうし、私もまた着付舞とは違った緊張感を感じながら拝見しました。留袖の華結び実演も演目が減ったからこそ時間の余裕ができ、実現できたと思いますが、この実演は来年以降も続けていただきたいです。
毎年のことながらN先生の着物に対する知識には感心するばかりでしたが、我が松の会も毎年貫禄さえ感じさせる(?!)発表でなかなかのものだったと思います。
抽選会は全員プレゼントの風呂敷は日常でも使用でき、重宝するものなので良いプレゼントだったと思います。
また来年もよろしくお願いいたします。(R.Y)
今回、初めてパーティーに参加させていただきました。
やっとの思いで着付け会場に入った私ですが、100人を上回る皆様の艶やかで個性豊かな装いに圧倒され、すっかり目を奪われました。
先生方や先輩方のゆとりある立居振舞は美しいだけではなく洋装とは違った風格を感じて、改めて和服の魅力を実感しました。
会場は最初から最後まで和やかな空気に包まれ、美味しいお料理をいただきながら、華やかなお振袖のショーをはじめ、盛りだくさんのプログラムを楽しく拝見しました。
お教室に通い始めて1年半、私の日常が少し変わってきたように感じます。季節と共に移り変わる風情に、強く心が惹かれるようになったのは、眼差しにも受けとめる気持ちにも和ごころがプラスされたのでしょうか。
着付のお勉強は奥が深くて難しくて、正直、気の遠くなる思いですが、先生方のご指導のもとに一歩一歩・・・まずは一年後を目指して頑張ります。
(H.O)
先生方、学院の皆さんの中でも、準備から携わっていらした方々は本当にお疲れ様でした。素敵なパーティーでした。
華やかな振袖ショー、あでやかな芸者さんの帯結びは毎回楽しみです!
今年の「こだわりの着物 とっておきの帯」では知らないことがまだまだたくさんあって、とても勉強になりました。それから「留袖七分着付」には、ずらり並んだ見事なお着付けぶりに圧倒されました!
四度目の参加ですが、お料理は量もちょうどよく、今年が一番おいしかったような気がします(お着付けが終わり、精神的に解放されていたからでしょうか???)(S.N)
結婚式に招待されることが続き、着物を着付けてもらい出席するうちに、自分で着る事ができればカッコイイだろうなと思い軽い気持ちで入ったのですが、早いものです。
パーティーの参加は今回が初めてで、舞台に出ると伺いとても驚きましたが、何事も経験だと思い、お受けしました。
留袖を七分で着付けるプログラムのモデル役だったので、着付ける方の緊張に比べれば大したことなないと思いますが、進行に妨げにならないか等立っているだけでも緊張しました。
普段のお稽古では慣れた着物で、顔なじみの方々と着付け合いますが、やはり実践となれば、初めて会う方で体型と着物の調整を当日にすることもあるのだというのを垣間見ることができました。
長襦袢等は着ているとはいえ、無駄のない動きで着付けるということは、早く綺麗に仕上がり、成人式等たくさんの方を着付けるとき有利で、着付けられる側も踏ん張る時間が短縮され負担が減ります。
今はまだもたもたしていますが、いずれは私もできるようになればと目標になり、勉強になりました。とても貴重な体験をさせていただきありがとうございました。(M.I)
留袖の着付けと言えば、数多くある着物の中でも難易度は驚くほど高いと母から聞いており、しかも着付をしてくださる先生はその留袖をたった七分で着付けをされると伺って、どんな風に着付けてくださるのだろう、と胸を高鳴らせておりました。
当日、舞台上のまぶしいライトの下で、Y先生の手が手品か魔法のように動き、急いでいるようには全然見えないのに、あれ、と気づいたらもう終わっていて、驚くような着物姿の自分がいました。
きものパーティーの席で皆さんの美しい着物姿や趣向を凝らしためずらしい着付を拝見するのもとても楽しかったのですが、今回強く思ったのは「私も先生方のように、美しく正確に着付けをできるようになりたい」ということです。
継続は力なりという言葉を信じて、これからもお稽古に励みたいと思います。(Y.Y)
私は今回初めてパーティーにお太鼓系の帯結びをして振袖のモデルとして参加させていただきました。
今年の四月から着付の教室に通い始めたため、パーティーのことは詳しく知りませんでしたが、10月に入った頃に振袖のモデルをやってほしいとお話され、興味本位で引き受けてみました。しかし、段々と不安な気持ちになっていきました。
というのも、着付けてくれる方も生徒さんであり、舞台の上で複雑に動くという話を聞いたからです。私の動きや粗相で着付けてくれる方の作品を潰してしまわないか・・・舞台上で間違った動きをして先生に恥をかかせないか・・・など心配事が絶えませんでした。
しかし、この悩みを解決してくださったのはH先生でした。着付けをしてくださる生徒さんも同じ教室の生徒さんであったため必要以上に緊張することなく、着付けていただけることが楽しみになりました。また、舞台上の動きも、お稽古の後、H先生は一緒にリハーサルをしてくださったので自信がつきました。
そして、いよいよ当日。
ヘアセットも先生の計らいで横浜校で安く綺麗にセットしてもらい、そこで、普段会わない方とも親しくなることができました。
会場に着き驚いたことは、着付けてくださる生徒さん全員が着物姿だったことでした。私はまだSTEP2なので、自分で着物を着てフラフラしている状態です。
ですから、着物を着たまま人に着せるなんて本当にすごいことだと思いました。さらに早くてきれいに仕上がって、最後まで着崩れることもなく確実でした。舞台上の動きも練習の成果と先生方の分かりやすいアナウンスで楽しく出来ました。
最後のゆずの選曲は嬉しかったです。パーティー会場の雰囲気やお料理もとてもよく、なにより大勢の綺麗な着物姿の方々の中に居られたことが一番の贅沢なのではないかと思っていました。
抽選会では当たりませんでしたが、綺麗な風呂敷を頂けたことに感動しました。また来年が楽しみです。
楽しい時間をありがとうございました。(S.T)
着付師さんとモデルさんとの共演!
「振袖ショー」は、今年も華やかに盛り上がりました。
初めての出席で不安を胸に臨まれた着付師さん、喜びと期待に満ちあふれたモデルさん。
詳細に作成されたプリント配布により、ポーズ、挨拶、ターン、動き等・・・事前の稽古から、各々万全の心構えが備えられた様子でした。
「主役は生徒さん!」です。
今回、緊張により力不足と感じられた着付師さん、ショーに出演された全員の生徒さん、次回も悩まず、考えず、まずは「出席」です。
飛躍の第一歩を踏み出した皆さん、数々の場面へチャレンジしていってほしいと思います。日頃の努力の成果は、確実に身になり自信へとつながります。抱いた夢が大きく華開きますよう!
生徒さんと共に私も勉強させていただく所存です。どうぞよろしくお願い致します。
最後に、K先生お世話になりましてありがとうございました。(S.N)
振袖ショーでは、さまざまな帯結びが披露されました。
帯結びは、お太鼓系、文庫系、立矢系に大きく分類されます。
お太鼓系は 「ふくら雀」「花水木」などの華やかな帯結びが素敵ですし、文庫系は 帯がゆれる可憐な「文庫」、花が咲いたような帯結びもあり、アレンジは多彩。立矢系は 斜めにあがる立矢がすらっと美しくきまり、豪華な後姿を演出します。
左写真をクリックすると、各種帯結びがご覧になれます。
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